【宮城教育大学】体育系専攻実技試験の対策について

こんにちは。たっくん先生です。

センター試験も終了し、いよいよ国立大学の二次試験が始まりますね。

今回は問い合わせが多かった宮城教育大学体育系実技試験の対策についてお話します。

他の大学の実技試験を予定している方も参考にして頂ければ幸いです。

実技試験の概要

宮城教育大学の実技試験は主に3つの群から構成され、各群から種目をひとつずつ計3種目の実施となります。

例年の各群の構成は以下の通りです。

1群 「体操」、「ダンス」から1種目選択

2群 「サッカー」、「バスケット」、「バレーボール」から1種目選択

3群 「器械運動」、「陸上競技」から1種目選択

基本的には体育館での実施のため種目は自然と限られてきます。

それでは各群の内容と対策について詳しくお話します。

 

1群 「体操」「ダンス」

問い合わせで一番多いのがこの群です。なんとなく似ているようですが、実施内容は全く違います。

【体操の実技内容と対策】

体操の実技の内容は特に決まっておらず跳び箱、縄跳び、ボール運動など様々な種目が実施されます。

印象としてはミッション系(補助学生に見本を見せてもらいその通りにやってみる)の内容が多い気がします。

内容をしっかり暗記して滞りなく動けるのにこしたことはありませんが、見られているのは体の「使い方」です。

跳び箱では踏切から着地まで安全に跳べているか、縄跳びでは縄の軌跡(頭上で縄が丸まっていないか)、ボール運動ではボールと一体になっているかなど、一見差がつかなそうな種目でもかなり差がつく種目です。

したがって、内容を途中で忘れてしまってもあきらめずにできるところからしっかり実技することが大切です。

【ダンスの実施内容と対策】

ダンスの実技は大きく分けて「ミッション系」と「創作系に」分類されます。

ミッション系は体操と一緒で見本を見せてもらってその通りに実施する内容、創作系は自由に振り付けを考えるものです。

実施年度によってはある振り付けを覚えてもらい、途中で自由に振り付けを行う形にもなります。

対策についてはミッション系も創作系も難易度の高いものは実施しないので体の「使い方」が重要視されます。

リズムに乗れているか、動きの連動性「地面から膝、上半身に力が伝わっているか」などイメージしているダンスとは少し違うと思われます。

 

2群 「サッカー」「バスケット」「バレーボール」

球技の群は基礎的な運動能力を見ます。どの種目も体育館での実施のため内容は限られます。

【サッカーの実施内容と対策】

サッカーの実施内容は「リフティング」、「一対一」、「ゲーム」になります。

「リフティング」は一定の時間内に何回できるかをカウントしているのでできるだけ回数をこなせるように練習しておきましょう。

「一対一」は補助学生がディフェンスになってボールキープ能力を評価されます。補助学生はボールを奪いに来るというよりは抜かせないことを優先させるので華麗にディフェンスを抜き去る練習をしましょう。

「ゲームは」少人数のミニゲーム方式です。評価の基準はどれだけ目立つかです。ナイスなアシストや華麗なドリブルなどは見る人が見れば評価は高いのですが、採点者は全員がサッカーに詳しいわけではないので元気があって得点を決めた子は印象が強いようです。

 

【バスケットの実施内容と対策】

バスケットの実施内容は「ジャンプシュート」、「レイアップ」、「ゲーム」になります。

「ジャンプシュート」は3Pライン位から補助員からパスをもらいワンフェイクを入れて切り込んでジャンプシュートです。ここでもシュートの成功率というよりはシュートフォームが見られていますのでジャンプシュートの方法をしっかり確認していてください。盲点となるのはパスをもらってからのワンフェイクです。ボールを保持して一歩踏み出すのでとラベリングしないように気を付ける必要があります。左右どちらのサイドも行えるように練習しましょう。

「レイアップ」はパスをもらってからワンフェイク入れて切り込んでシュートです。左右どちらのサイドも実施しますので左右どちらの手でも行えるようにしていてください。ワンフェイクからのトラベリングも要注意です。レイアップに関しては正しいフォームで行えれば成功率も上がるので成功率も意識するようにしてください。

「ゲーム」は3対3の片方サイドで行います。狭い範囲なのでボールキープと得点力が評価されます。もちろんボールの持ちすぎは良くありません。ボールが回ってきたらゴールを狙って積極的にリバウンド参加するもの一つの手段です。

 

【バレーボールの実施内容と対策】

バレーボールの実施内容は「パス回し」、「スパイク」、「ゲーム」になります。

「パス回し」は補助員と対面でアンダー、オーバーを織り交ぜて回します。各パスの基礎を理解していれば大きな原点にはならないでしょう。

「スパイク」はトスを上げてもらい相手コートに打ち込むのですが、ただやみくもに叩き落しても評価は高くなりません。踏切の瞬間、つま先の位置、目線、打ち込む方向などスパイクの強さだけではなく「華麗さ」が重要視されますので教科書でしっかり確認しておいてください。

「ゲーム」は補助員が加わっての6対6です。ローテーションやアタックラインなど基本的なルールはもちろん確認しててください。プレーの評価としてはアタックを打てる人がやはり目立つので評価は高いです。経験者ならトスをうまく上げられるかでセンスを見ますが、採点者は専門家ではないので他の受験生にトスを上げてもらってでもアタッカーに専念してください。

 

3群 「器械運動」「陸上競技」

基本的な身体能力を評価するための内容となります。他の群よりもパフォーマンスも評価基準に入ってきますので準備は必要です。

【器械運動の実施内容と対策】

器械運動の実施内容は「マット運動」です。長マットでの実施です。見本を見せてもらいその種目を実施します。例年ですと「倒立前転→開脚後転(前転)→伸膝後転(前転)→バランス→ロンダート(もしくは側転)→自由(やってもやらなくてもよし)」を実施しているようです。倒立前転は倒立(2秒ほど)をしてから肘を曲げ、首からお尻にかけてスムーズに回れることが重要です。開脚系は膝が曲がってしまうと減点になりますので柔軟性は必要です。伸膝系は前転と後転で難易度が全然違います。前転の方が難易度が高いので成功率というよりは伸膝前転のポイントをおさえているかどうかが肝になります。バランスはグラつかず3秒静止知る必要があるので練習しましょう。ロンダートと側転は手の位置が重要になるので教科書で確認することが大事です。最後のアピールタイムは加点されませんが記念に何かやってもいいかもしれません(笑)

 

【陸上競技】

陸上競技は「ハードル」が多く実施されます。男女の受験生がいるためハードルの高さは中学校女子くらいの高さです。インターバルは3歩で行くのが理想ですが、大股になってぎこちない動きになるよりは4歩でしっかり両足踏切できる方が評価は高いです。タイムは計りますがあまりにも遅くなければ減点にはなりません。過去には途中で転んでもあきらめずに最後までやり抜いて合格した受験生もいます。

陸上競技でもう一つ実施されやすい種目として「走高跳び」があります。高さは近年男女共通で115cmか135cmを選べます。もちろんしっかりとしたフォームで行えばバーの高さは高い方が良いですが、フォームが崩れるくらいなら低いバーを選択するのも作戦のうちです。高さよりも大事なのはフォームです。黒板に4つの跳び方が書いてあります。種類は「背面跳び、ベリーロール、はさみ跳び、またぎ跳び」です。受験生は跳ぶ前にどの跳び方で挑戦するか申告します。ここで大事なのはしっかり申告した跳び方をできているかどうかです。「背面跳びいきます!」と言っていたにもかかわらずベリーロールをしたのでは大きな減点になります。特に分かりにくいのが「はさみ跳び」と「またぎ跳び」です。学校で教わっているはさみ跳びはかなりの確率で「またぎ跳び」を教わっている可能性があるので本番は「背面跳び」か「ベリーロール」を選択することをおススメします。

最後に

ここまで近年の宮城教育大学の体育系の試験内容を分析してきました。かといって少しずつ種目は変化しているため全体的に基礎体力と各種目のルールは把握しておくべきです。ポイントとしては試験中ちょっとつまずいてもあきらめず最後までやり抜くことです。試験管も人間です。小さな失敗よりも大きな評価を求めています。櫻學舎では実際の実技指導、評価のポイントについても指導が可能です。お気軽にお問い合わせください。

櫻学舎0120-973-914

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ABOUTこの記事をかいた人

たっくん 先生

1985年8月27日。A型。石巻市出身。東北大学大学院教育情報学科教育部博士課程後期終了。教員免許(小・中・高)の取得後、小学校・高校・大学で非常勤講師を勤める傍ら学習塾講師も経験。自身の専門である教育心理学を駆使して生徒の学習習慣の定着、成績アップに導く。好きな食べ物はお母さん特性のきんぴらごぼう。