英文解釈をするときの動詞と関係詞の見極め方

こんにちは。たっくん先生です。

今回も実際の大学入試で問われた問題を抜粋しながら実践的に解法を進めていきたいと思います。

楽しく根気よく英文と向き合っていきましょう。

演習問題

次の英文を和訳しなさい。

I realized there were certain things I had not yet experienced in life,  one of which was what it would be like to live like a bum on the streets.

宇都宮大学の入試で出された問題です。ちょっと骨の折れる問題かもしれませんが根気よく読み解いていきましょう。

まずは文章の大枠をつかみます。

英語は文章中のVを起点に展開するのでまずは主節となるVをつかみます。

この文章の中でVはrealized , were , had , was , would beの5つになります。

ひとつの文章中に存在できるVは一つと決まっていますが、文章中のV-1の数だけ接続詞、もしくは関係詞があれば問題ありません。

文章中の接続詞、関係詞はwhich , whatの2つしかありません。

Vの数で言えば接続詞や関係詞は合計4つあるはずです。

それでは残りのVを探します。

まず注目するべきは、things I had の部分です。

名詞が2つ並ぶ場合その間には関係詞の省略が可能になります。

この場合、thingsもIも名詞なのでその間には関係詞(that,which)が入るはずです。

ここで一つ関係詞は見つけられました。

残りはあと一つです。

注目するのは I realized there ware の部分です。

realizeは理解する、悟る、確認するなどの認知を表す表現でThat を伴う動詞になります。

この認知を表す動詞の場合Thatは往々にして省略されることが多く 「I realize (that)~:~を理解する」と表されることが多いです。

今回もrealizedの後にthatが省略されていると考えて問題ないでしょう。

ここでV-1の接続詞、関係詞が出そろいました。

次に主節のVを確認します。

つまり大枠となるVを決めます。

主節のVは前に接続詞、関係詞を伴わないVとなりますので今回はrealizedが主節のVとなります。

I realized (that)~, one of which~

私は~を理解(信じて)いて、その中の一つは~だ。

できましたね。

カンマ(,)があるので後ろの文も独立して主節につながっていくと考えてよいでしょう。

大枠が決まったので前からどんどん解釈を加えていきます。

I realized there were certain things I had not yet experienced in life, ~

realized以下を考えていきます。

there were は存在を表す表現なので「certain thingsがある」くらいの解釈でよいです。

certain thingsは「あるいくつかのこと」と訳すのでこの時点で、

I realized there were certain things

私はあるいくつかのことが分かった

となります。

残りのI had not yet experienced in life は関係詞の省略があり、直前の名詞を説明しますので、

I realized there were certain things I had not yet experienced in life, ~

私は人生の中でいまだに経験していないいくつかのことを理解した。それは~

カンマでの区切りですが、ここで一度文章を終了してもよいでしょう。

カンマ以下の文章ですが、

one of which was what it would be like to live like a bum on the streets.

one of which の先行詞は直前の名詞節(certain things I had not yet experienced in life)が入ります。

訳としては「そのうちの一つが~」くらいにしておけばよいでしょう。

この文章ではone of which がSとなりwasがVとなってSVCの文型をとることが分かります。

訳としての枠組みは「その中の一つは~だった」ですね。

what it would be like to live like a bum on the streets.

what A is like「Aとはどんなものであるか」という表現になり、文章中のitは仮主語、新主語はto~になります。

枠としては以下のようになります。

to live like a bum on the streets.

(to~はどんなものであろうか)

あとはto以下を整理するだけです。

likeは名詞の前につけば「~のような」という表現になりますので「道端にいる浮浪者のような生活」としておけば大丈夫でしょう。

あとは書く文章を整理するだけです。

I realized there were certain things I had not yet experienced in life,  one of which was what it would be like to live like a bum on the streets.

私には人生の中でいまだに経験していないことがいくつかあることを知っている。その中の一つとして、道端にいる浮浪者のような生活がどんなものであるかということだ。

まとめ

今回の実践のポイントは以下の通りです。

1.主節のVを見抜くべし

2.関係詞の省略を見抜くべし

3.関係詞がかかる単語を特定すべし

少しずつ英文解釈のための知識を増やしていきましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

たっくん 先生

1985年8月27日。A型。石巻市出身。東北大学大学院教育情報学科教育部博士課程後期終了。教員免許(小・中・高)の取得後、小学校・高校・大学で非常勤講師を勤める傍ら学習塾講師も経験。自身の専門である教育心理学を駆使して生徒の学習習慣の定着、成績アップに導く。好きな食べ物はお母さん特性のきんぴらごぼう。