英語実践演習「if節の使い方を学ぼう」

こんにちは。たっくん先生です。

今回も実際の大学入試で問われた問題を抜粋しながら実践的に解法を進めていきたいと思います。

楽しく根気よく英文と向き合っていきましょう。

演習問題

次の英文を和訳しなさい。

If you want to become a truly international person, not only do you have to grasp things with a world vision:  you also need the ability to respond positively to regional differences in culture.

関西大学の入試で出された問題です。根気よく読み解いていきましょう。

まずは文章の大枠をつかみます。

英語は文章中のVを起点に展開するのでまずは主節となるVをつかみます。

ひとつの文章中に存在できるVは一つと決まっていますが、文章中のV-1の数だけ接続詞、もしくは関係詞があれば問題ありません。

今回は if, ( , ), ( : )です。

ifも条件を表す接続詞なので注意してください。

ここでV-1の接続詞、関係詞が出そろいました。

次に主節のVを確認します。

つまり大枠となるVを決めます。

主節のVは前に接続詞、関係詞を伴わないVとなりますので今回はhave to graspとなります。

今回はnot only A but also B~「AだけでなくBも~」の文法を使います。

not only が主節の文頭に出ているので倒置が起こっています。

倒置が起こることでnot only の後にdoがきます。

このdoの内容がyou have to grasp~になると考えられれば問題ありません。

大枠が決まったので前からどんどん解釈を加えていきます。

If you want to become a truly international person, ~

if は条件を表す接続詞なので「もし~ならば」という表現がよいですね。

次にif以下を考えていきます。

すでに知っている人も基本的なことなので何度も復習しましょう。

if節のVはwantです。

becomeじゃないの?と思った方もいると思いますが、toがつく動詞は不定詞と言って文の要素にはなりえない動詞になります。

ここまでおさえられればこの文章を訳すのは簡単です。

wantは「したい、ほしい」と感情を表す動詞なのでbecomeを考慮して「~になりたい」と訳せばいいでしょう。

becomeはSVCをとる動詞表現なのでbecome以下は名詞となります。

If you want to become a truly international person, ~

もし本当の国際人になりたければ、~

となります。

次の文はnot onlyの文法なのでnot only A (but)also BのA、Bの部分を把握していきます。

今回は少し特殊な形で(:)が文中にあります。

この場合の(:)は「つまり」などの並列の関係を表します。

大枠は以下の通りです。

If you want to become a truly international person, not only A:  you also B.

もし本当の国際人になりたければ、~Aだけではなく、つまりBだ。

訳す時はあまり解釈を加えずに文法にしたがって訳したほうが原点はおさえられます。

それではAの部分から訳していきます。

graspは「~をつかむ」という訳になるので名詞が続きます。

a things「物(物事)」が名詞になってwithが続きます。

withは付帯を表す前置詞です。

「一緒に」と訳してしまうとよくわからない文章になってしまうのでwithに関しては「~を状況を同じにして」みたいな雰囲気をつかんでおくとよいでしょう。

with以下はa world vision「世界的な視野」が続くので「世界的な視野を持ちながら」ぐらいの訳になれば上出来です。

If you want to become a truly international person, not only do you have to grasp things with a world vision:  you also B.

もしあなたが本当の国際人になりたければ、世界的な視野を持って物事を捉えるだけではなく、つまりBだ。

ほぼ完成です。

あとはBの部分を訳していけばよいでしょう。

この部分のVであるneedは「~を必要とする」と訳し名詞が名詞が続きます。

名詞の部分はthe abilityなので「能力が必要だ」と訳せます。

そうすると「どんな能力なんだろう?」と疑問がわきますね。

abilityの後にはどんな能力なのかを説明する文が来ますのでto respond positively「積極的に反応すること」がきます。

あとはto regional~を訳せればよいですね。

toは方向性を表す前置詞となりますので矢印は右(→)に向かいます。

to以下は「文化における地域的な違い」と訳すことができるのであとは整理して完成です。

If you want to become a truly international person, not only do you have to grasp things with a world vision:  you also need the ability to respond positively to regional differences in culture.

もし本当の国際人になりたければ、もしあなたが本当の国際人になりたければ、世界的な視野を持って物事を捉えるだけではなく、つまり文化の中で地域的な違いに対して積極的に対応する能力が必要だ。

まとめ

今回の実践のポイントは以下の通りです。

1.前置詞を伴う節を見抜くべし

2.文法上まとめられる部分はまとめるべし

3.withの訳し方に注意すべし

少しずつ英文解釈のための知識を増やしていきましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

たっくん 先生

1985年8月27日。A型。石巻市出身。東北大学大学院教育情報学科教育部博士課程後期終了。教員免許(小・中・高)の取得後、小学校・高校・大学で非常勤講師を勤める傍ら学習塾講師も経験。自身の専門である教育心理学を駆使して生徒の学習習慣の定着、成績アップに導く。好きな食べ物はお母さん特性のきんぴらごぼう。