【中学・高校受験】卒業生が見る中高一貫校のメリット・デメリット

こんにちは!櫻學舎講師の菊池涼です!

今回は中高一貫校のメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。

 

僕は岩手県立一関第一高校の卒業生です。この高校は僕が中学1年生の時に附属中学校が新設されました。全国でも珍しい公立の中高一貫校で、僕は高校から外進生(外部の中学校から中高一貫校に高校から入ること)として入学しました。割とできたばかりの中高一貫校なので、僕の代が一期の卒業生で一つ上には内進生がいないという環境で学校生活を送りました。

 

今回の記事では僕の母校をベースに他の中高一貫校の例を交えながら書いていきたいと思います。

 1 中高一貫校とは?

Ichinoseki_1st_High_School

wikipediaより

そもそも中高一貫校とは何のためにあるのかというと、中学校から高校まで一貫して1つの学校で教えることで独自のカリキュラムを組み、生徒の学力向上を狙う目的で設置されています。例えば私立の中高一貫校であれば先取り学習が許されているので高校2年生までに3年生までの範囲を終えてしまい、残りの1年間を丸々受験勉強に使うことができます。教師側が生徒の学力を把握しやすいといったメリットもあるようです。

2 教育内容

中高一貫校の一番のメリットは先取り学習です。生徒の吸収力が高いこともあり発展的な内容を授業で取り扱うこともよくあります。内進生の友人に聞くと殆どの授業で高校1年生の内容を先取り学習し、数学ではチャレンジ問題を解いたり英語ではスピーキングやライティングに力を入れたりしたとのことです。

3 附属中学校・外進のメリットとデメリット

3.1 附属中学校のメリットとデメリット

附属中学校のメリットは

・先取り学習ができる

・中学受験を突破した生徒しかいないので高水準の教育を受けられる

・高校受験が無い

・高校受験が無いため部活動を他の中学校よりも長くできたり、先に高校の部活動に入部できたりできる

・中学受験に失敗しても高校受験で再チャレンジできる

 

逆にデメリットは

・高校受験が無いためダレてしまい寧ろ学力が低下する

・6年間同じ校舎、大半が見知った友人

・定員があるため生徒数が少ない。選べる部活動数が少ない

・他の高校に進学できないこともある

 

3.2 外進のメリットとデメリット

外進のメリットは

・自分よりも頭の良い同級生がいる環境で切磋琢磨できる

・他の高校と変わらない学校生活が送れる

・内進生と違い全く新しい環境でスタートが切れる

 

逆にデメリットは

・内進生と入学後の進捗状況が異なり追いつくのが大変

・勉強ができることへの自信を無くす

・定員のうち何割かが既に内進生で占められていて合格しにくい

・先生が中学校の先生も兼任しているので内進生をひいきにしていることがある

 

3.3 共通のメリットとデメリット

・中高一貫校ならではの学校行事の運営ができる

中高一貫校は中高合同で行事を開催することが多いです。合同開催がメリットでもありデメリットでもあると思います。また、委員会活動や部活動も中高合同チームになることがあります。僕の母校では吹奏楽部と音楽部が合同チームでした。

4 外進生から見た中高一貫校

外進生として高校に入学したばかりの頃は第3項で書いたように自分の学力に自信を無くすことが多々ありました。中学校では勉強ができた方だったので「お山の大将」で意気揚々と入学したにも関わらずたかが小テストで再試になる始末…。おまけに先取り学習されているので追いつくのに必死で入学後はどんどん自信が無くなっていきました。入学後すぐは先生も既知の仲である内進生に親しくしているので中々質問にも行けず高校選び失敗したかなと思うのは「外進生あるある」なのではないかと思います。

それでも勉強をしっかりしていればおのずと成績は上がっていくものでゴールデンウィークが終わるころには高校生活にも慣れることができました。

 

他に思ったことは内進生にも成績にばらつきがあるということです。最も成績が悪い人でも高校に入学するだけの学力はあるだろうと思っていたのですが正直難しいと思われる人も何人かいました。中学校でどれだけ他の学校の生徒と差がつけられるかが附属中生には大きな問題として関わってきていると思います

 

また、中高合同の行事開催は中高一貫校でしかできないことなのでとても良い取り組みだと思いました。中学生からしても高校生から吸収できることが多くあると思うので身近に先輩を感じられるのは良いことだと思います

本日もありがとうございました!
今回の記事いかがだったでしょうか?中学受験するべきかしないべきか悩んでいる人も多くいると思います。ちなみに僕が中学受験しなかった理由は、自分の学力が小学生の段階で分からなかったからと自分の住んでいる地域にどのような高校があるのか分からなかったからです。中学校に進学してから、普通科や農業科のある高校、中高一貫校、工業高校、高専などバリエーションに富んでいることが分かり進路を慎重に選ぶことができたので結果オーライだったと思っています。今回の記事が皆さんの参考になるとうれしいです!

  

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ABOUTこの記事をかいた人

1996年9月24日生まれ。岩手県一関市出身。一関第一高等学校卒。東北大学工学部機械知能航空工学科の2年生。趣味はバレーボール。バレーボールサークルと映画部に所属。好きな映画はスター・ウォーズ。得意科目は英語。好きな食べ物は茶碗蒸し。