【今さら聞けない】英語の「主語」の見分け方・考え方について丁寧に解説

こんにちは、高橋です。今回は英語における「主語」の見分け方、考え方についてご紹介します。

1.主語って何?

主語ってなんでしょう?あまり真剣に考えたことはないかもしれません。

文法上、述語に対し、それが表す動作・作用を持つものを表した語。

wikipediaより参照

こんな説明じゃ頭に入ってこないですよね?

ようするに主語とは、文の中の主人公

S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)のなかで一番大事なのがS(主語)です。

主語になることができるのは、人、モノ(動物含む)、コト(出来事など)などがあります。

そして、英語の主語は意味さえ通じれば基本的に何を入れてもOKです。

わたしもですが、多くの英語学習者はこの英語の性質によく困惑させられるんです。。。

よく、

どこからどこまでが主語なの?

直訳したら変な日本語になった!

などということはありませんか?

これは英語にとってはごく自然なことなんです。

それでは主語の見分け方・考え方について解説していきます!

2.英文の中の主語の見分け方

1. My American friend loves natto.
(アメリカ人の友人は、納豆が大好きです)

2.  The guy surrounded by girls over there must be Dan. He’s so popular.
(向こうで女の子に囲まれている男はダンに違いないよ。とっても人気があるんだ。)

2.1基本的に主語は述語の前におかれる

日本語では、主語は「~は(~が)の前」におかれます。

そうした便利な目印は英語にはありませんが、英語で主語を見つけるのは簡単です。

英語は常に主語-述語と並んでいます。

つまり、述語の前に置かれた表現が主語です。

上の例では動詞(loves)、助動詞(must)の前が主語となり、述語にあたいするのは loves natto、must be Danです。

どこからがどこまでが主語かわからない場合、まずは述語となる動詞や助動詞などがどれなのかを探してみましょう。

2.2主語が長い場合も、まず述語を探せば主語が分かる

よく英語の文章が長い場合、どこが主語になっているのかわからない場合がおおいと思います。

1はカンタンですよね。

2はどうでしょう。

答えは以下のとおりです。

1. 【My American friend】loves natto.
(アメリカ人の友人は、納豆が大好きです)

2.  【The guy surrounded by girls over there】must be Dan. He’s so popular.
(向こうで女の子に囲まれている男はダンに違いないよ。とっても人気があるんだ。)

1は【My American friend】が主語、2は【The guy surrounded by girls over there】が主語です。

英語に慣れてない方の場合、2についてはThe guyだけが主語じゃないの?と思いそうですが、ここではsurrouded by girls over thereが主語を後から形容しているので、カタチ的には1のMy American firendと同じなんです。

ここでポイントなのは、主語の長さが違うということ。

日本語もそうですが、主語は長くしようと思えばどれだけでも長くできます。

文章によってはMy friendだけでも主語になりますが、My American friendとより具体性を持たせていることで1単語分増えているんです。

2の文章もThe guyだけでも文章は成り立ちますが、より具体性を持たせるためにsurrouded by girls over thereを付け加えているんですね。これを、より長くしようと思えば

The guy whose hair is blond, wearing necklace and surrounded by girls over there must be Dan.
「あそこの女の子に囲まれている金髪でスポーツシューズを履いていてネックレスをしている男性はダンだ。」

ということもできます。

こんなときは、先ほど紹介した、まず「述語を見つける」という方法で主語を探してみてください。

そうすれば、

【The guy whose hair is blond, wearing necklace and surrounded by girls over there】 must be Dan.
「あそこの女の子に囲まれている金髪でスポーツシューズを履いていてネックレスをしている男性はダンだ。」

になることがわかります。

3.主語になるためのルールはない

ここからは主語についての英語ならではの考え方について解説していきます。

主語には省略する自由はさほどありませんが、何を入れてもOKという自由はあります。

これが私達を困惑させるのです。。。

3.1英語では主語になるための制限はない

1. My friend’s dog peed on my foot!
(友達の犬が僕の足におしっこした!)

2. Brad’s birthday party was awsome.
(ブラッドの誕生日会すごかったよ)

基本的に主語に使われるのは名詞(代名詞)です。

名詞とはteacher、dog、party(人・犬・パーティー)などのように、人・モノ・コトを表す表現です。

まずはここから慣れてください。

ただ、主語になれるものはそうした単純な名詞ばかりではありません。

日本語でも

彼が嘘をついたのは許せない」

彼がどこに住んでいるのかは謎だ」

などと行ったりすることができますよね?

英語でも、意味さえ通じれば、なんでも自由に主語として使うことができます。

むしろ英語のほうが主語のとらえ方は自由です。

1.【Having a part-time job】is a valuable experience for students.【-ing形】
(バイトをするのは学生にとって貴重な経験です)

2.【To have a part-time job 】is a valuable experience for students.【to不定詞】
(バイトをするのは学生にとって貴重な経験です)

3.【That he was faking his illness】was obvious to everyone.【that節】
(彼が仮病を使っていたのは誰の目にもあきらかだった。

4.【Where you got your nose piersed】is not important. It’s WHY!【wh節】
(君がどこで鼻にピアスをしたのかは重要じゃない。重要なのはなぜそんなことをしたのかだ!)

5.【Whether you cheated on me or not】doesn’t interest me because we’re through!【whether節】
(君が浮気をしたのかそうじゃないのかには興味ないな。だって僕達もう終わっているんだから!)

注:【 】は主語です

1,2のように違う形式をとって同じ意味の文章にすることもできます。

また、「句」と「節」を利用して主語を作ることもできます。

ここでも、もし主語と述語の区切れがわからない場合は述語を探してください。

文章の直接の動作や性質を述べている単語を見つけ出せれば、その前が主語になります。

ワンポイントアドバイス!

ここで「句」と「節」が何なのか復習しておきましょう。

句…「句」とは、複数の単語のあつまりのこと。

節…「節」とは文のこと。文の部品となる「小さな文」を節という。

上記で言えばHaving a part-time job(名詞句)Where you got your nose piersed(wh節)の部分ですね。

述語の前がやたら長いな、と思ったらたいてい「句」か「節」が使われています。

それでも立派な主語なので、主語が長い場合もまずは述語を探しましょう!

3.2無生物主語は最短距離を目指すために使われる

さあ、ここからが英語は主語に何を入れてもOKの真骨頂です。

1.【The news】made us all excited.
(そのニュースは僕らみんなをワクワクさせた)

2.【The sign】says you can’t swim in this lake.
(その標識はこの湖では遊泳禁止だと言っている)

3.【This road】takes you to the stadium.
(この道は君をスタジアムに連れて行く)

注:【 】は主語です

ん?

「そのニュースは私達をワクワクさせた」?

この意味はもちろん「ニュースを聞いてワクワクした」ということ。

日本語に直訳すると、ちょっと違和感のある文章ですよね?

The sign~でも、直訳すると「その標識はこの湖では遊泳禁止だと言っている」になってしまいます。

ですが、これが英語の性質なのです。

日本語では無生物(例:news)を主語にするのは極力避ける傾向にありますが、英語はそんなことには全くこだわりません。

上記の英文はすべて完全に自然な文章です。

英語では、無生物を自由に主語として使ってかまわないのです。

テストなどでよく、「日本語訳しなさい」というところで多くの人がつまづきますが、無生物主語については無理やり直訳しなくても大丈夫です。

文章の流れから判断して、わかりやすい日本語に翻訳しましょう。

上記の英文を、日本語らしく修正したものが以下になります。

1.【The news】made us all excited.
(そのニュースを聞いてぼくらはわくわくした)

2.【The sign】says you can’t swim in this lake.
(この湖では遊泳禁止だと標識には書いてある)

3.【This road】takes you to the stadium.
(この道を進めばスタジアムに着く)

ワンポイントアドバイス

この無生物主語、実は大変便利なのです。

無生物主語を避けようとすれば、上の1の文章は

When we heard a news, we all became excited.
(そのニュースを聞いたとき、ぼくらはみんなワクワクした)

となり、文が複雑になります。

でも、無生物主語ならカンタン。

無生物主語は文章をコンパクトにおさめるためのすぐれた方法なのです。

ネイティブは自分の言いたいことを最短で伝えるために、ひんぱんに無生物主語を使います。

ネイティブにとって無生物主語はよく使うもの、このことを理解すれば無生物主語に対する抵抗感もなくなるはずです。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?

・主語の見分け方はまず述語を探すこと

・英語では主語には基本的に何を入れてもOK

・無生物主語は英語ネイティブにとっては普通の表現

英語を勉強する上ででつまづきやすいのが、今回紹介した「主語」についてです。

しかし、英語、特に英文では主語は必ずかかれています。

であれば、どこからどこまでが主語なのかがわかれば、それ以降の文章の構成もわかりやすくなるはずです。

ぜひ、使ってみてください!

英語の主語は「自由」!
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!日本語のように省略する自由は英文にはありませんが、何をいれてもOKということを考えると英語の方が自由度が高いのかもしれません。特に無生物主語に関してはネイティブにとっては「普通の表現」なので、抵抗感なく向き合ってみてください!何かわからないことがあったらいつでも相談してくださいね!原則24時間以内には返信します!勉強以外の悩みでも、何でもご相談ください!
  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

高橋 凌峰

1986年12月1日生まれ。現在29歳。東北学院大学言語文化学科卒業。高校在籍時にNZ留学の経験もあるので英語が得意。海外がとにかく大好き。今まで言った国は7か国。現在は櫻學舎のメディア担当として活動。